アルピナ

アルピナは1965年、ドイツのバイエルン州ブクローエで、ブルクハルト・ボーフェンジーペンによって設立されました。当初はBMW車用のキャブレターやマニフォールドの製造から始まり、やがてBMWをベースとした高性能車の製造へと発展しました。アルピナの特徴は、BMWの持つスポーティな特性を損なうことなく、さらなる高性能と快適性を追求している点にあります。

アルピナはBMWの公認チューナーとして唯一認められた企業であり、BMWの生産ラインで直接アルピナモデルを製造するという特殊な関係を築いています。この協力関係により、アルピナ車はBMWと同等の品質管理と保証を受けられる一方で、独自の個性を持つ車両として差別化されています。

技術面では、アルピナは独自のエンジンチューニングで知られています。例えば、BMWの直列6気筒エンジンをベースに、ツインターボチャージャーの最適化やピストン、コンロッドの強化を行い、高出力と優れた耐久性を両立させています。また、トランスミッションにも独自のセッティングを施し、スムーズな加速と快適な巡航を実現しています。

アルピナ車の外観は、BMWをベースにしながらも独自の要素を加えています。特徴的なのは、フロントスポイラーに組み込まれた「ALPINA」のロゴと、多スポークデザインの専用アルミホイールです。内装には高級レザーや木目調パネルが贅沢に使用され、スポーティさと高級感を両立させています。

アルピナの主力モデルには、3シリーズベースの「B3」、5シリーズベースの「B5」、そしてSUVの「XB7」などがあります。これらのモデルは、ベースとなるBMW車と比較して、より高いパフォーマンスと豪華な装備を誇ります。特筆すべきは、アルピナ独自のサスペンションチューニングで、高速巡航時の安定性と乗り心地の良さを高いレベルで両立させています。

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